【2026年版】新卒就活スケジュール完全ガイド|27卒・28卒が学年別にやるべきこと
27卒・28卒向けの最新就活スケジュールを学年別・月別に解説。インターン解禁、早期選考、本選考の時期と各タイミングでやるべき準備を、掲載データの実例とともに整理します。
2026年時点の就活スケジュールはどうなっているか
2026年6月現在、新卒採用のスケジュールは「広報活動3月解禁・採用選考活動6月解禁」という政府要請のルールが形式上残っています。しかし実態としては、この公式日程はあくまで建前にすぎず、多くの企業が水面下で前倒しに動いているのが現状です。とくに外資系・コンサルティング・IT・総合商社などの人気業界では、大学3年生の夏から実質的な選考が始まっており、「3月に動き出せば間に合う」という感覚はすでに通用しなくなっています。
もう一つ見逃せないのが「インターンシップ経由採用」の本格化です。2025年卒の採用から、一定の基準を満たすインターンシップで取得した学生情報を、企業が本選考で正式に活用できるようになりました。つまり、夏や冬のインターンシップが事実上の「第一次選考」として機能する流れが定着しています。このガイドでは、2026年6月を起点に、27卒(2027年春入社)・28卒(2028年春入社)がいつ・何をすべきかを学年別に整理します。
27卒(現・大学3年生)の動き方
2026年6月時点で大学3年生にあたるのが27卒です。多くの就活生にとって、まさに今が「最初の勝負どころ」となる夏を迎える時期です。ここで出遅れると、早期選考のチャンスを取りこぼすことになります。
2026年6〜9月:夏インターンシップ(最重要期間)
夏は就活全体の方向性を決める時期です。やるべきことを優先順位順に整理します。
- 自己分析の着手:強み・弱み・価値観・これまで力を入れたこと(ガクチカ)を言語化しておきます。インターンのエントリーシートにそのまま使えます
- 夏インターンへのエントリー:外資系・コンサル・IT系は6〜7月にエントリー締切が集中します。国内大手も1day〜複数日程のプログラムを多数開催します
- 業界研究のスタート:当サイトの業界地図や企業ページで、興味のある業界の構造と主要プレイヤーを押さえておきます
この時期に意識しておきたいのが「年収だけで業界を選ばない」という視点です。当サイト掲載データ(各社有価証券報告書ベース)によると、平均年収が突出して高いのは外資系コンサルや投資銀行で、マッキンゼー・アンド・カンパニーが約2,200万円、ボストン コンサルティング グループが約2,100万円、ゴールドマン・サックス証券が約2,000万円といった水準にあります。しかしこれらは少数精鋭・高い競争率・激務という前提があっての金額です。数字の大きさに惹かれる前に、その仕事の中身が自分に合うかを夏のインターンで確かめる姿勢が大切です。
2026年10〜12月:秋冬インターンと早期選考の開始
夏が終わると、業界によっては選考が一気に進みます。
- 外資・コンサルの本選考:早い企業はこの時期に内定(内々定)が出ます。とくにMBB系コンサルは夏インターン参加者から候補を絞り込む傾向が強いです
- 秋冬インターンへの参加:夏に参加できなかった学生にとっての挽回の機会です。冬インターンは本選考直結型が増えます
- 志望企業リストの作成:志望度の高い企業を20〜30社程度リストアップし、それぞれの選考ステップを把握します
2027年1〜2月:本選考に向けた準備の総仕上げ
- エントリーシートの完成:ガクチカ・自己PR・志望動機の3本柱を、企業ごとにカスタマイズできる状態にしておきます
- Webテスト対策:SPI・玉手箱・TG-WEBなど、志望企業が採用している形式を確認して反復練習します
- OB・OG訪問:現場の働き方やキャリアパスを直接聞き、志望動機に深みを持たせます
2027年3月以降:広報解禁・本選考ラッシュ
3月の広報解禁とともに、国内大手企業の説明会・エントリーが一斉に始まります。ここから先のスケジュールは次の通りです。
- 3月:会社説明会・合同説明会への参加、エントリーとES提出が本格化
- 4〜5月:書類選考、Webテスト、グループディスカッション(GD)、一次・二次面接が進行
- 6月:採用選考解禁。大手国内系の最終面接・内定出しがピークを迎えます
- 7月以降:複数内定者は企業比較を行い、最終的な意思決定をします
28卒(現・大学2年生)が今やるべきこと
2026年6月時点で大学2年生にあたるのが28卒です。本格的な就活までまだ1年あるため焦る必要はありませんが、この時期の過ごし方が翌年の動き出しに差をつけます。
- 学業・ガクチカの素材づくり:サークル、アルバイト、長期インターン、留学、研究など、後で語れる経験を意識的に積みます。「何をしたか」より「そこで何を考え、どう動いたか」が問われます
- 低学年向けインターンへの参加:近年は2年生から参加できる長期インターンやワークショップが増えています。早めに社会人と接点を持つと、業界選びの解像度が上がります
- 業界の全体像をつかむ:当サイトの業界地図を使い、金融・メーカー・商社・IT・インフラなど主要業界の特徴をざっくり把握しておくと、3年生になってからの動きがスムーズです
- 就活サイトへの早期登録:情報感度を高めるため、早めにナビサイトへ登録し、インターン情報を眺める習慣をつけます
28卒が頭の片隅に置いておきたいのは、業界によって年収水準が大きく異なるという事実です。当サイト掲載データによると、掲載企業の平均年収を業界別に見ると、総合商社を含む商社系が平均1,000万円超と高く、メーカーや金融、IT(テック)は概ね800万円台、小売やサービス業は600万円台に分布する傾向があります。早いうちにこうした「業界ごとの相場観」を持っておくと、志望業界を絞る際の判断材料になります。
選考フローの基本形を理解しておく
業界や企業による違いはあるものの、新卒採用の選考プロセスにはおおむね共通した型があります。当サイトに掲載している企業情報(各社の採用フロー)を見ても、多くの企業が次のステップを踏んでいます。
- エントリーシート(ES)提出:ガクチカ・自己PR・志望動機が定番設問です
- Webテスト・適性検査:SPIや玉手箱など。足切りに使われることが多く、対策の有無で通過率が変わります
- グループディスカッション(GD):複数人で課題に取り組み、協調性や論理性を見られます
- 面接(複数回):一次は人事や若手社員、二次は現場社員、最終は役員クラスが担当するのが一般的です
たとえば三菱UFJ銀行の採用フローは「ES提出 → Webテスト → GD → 一次面接(人事) → 二次面接(現場) → 最終面接(役員)」という流れで、これは多くの大手企業に共通する標準的な構成です。志望企業の各ステップを当サイトの企業ページで事前に把握しておけば、どこに重点を置いて対策すべきかが明確になります。
早期選考に乗り遅れないための逆算思考
就活で後悔する典型例が「気づいたときには第一志望群の選考が終わっていた」というケースです。これを防ぐには、ゴールから逆算してスケジュールを組む発想が欠かせません。
- 外資・コンサル志望なら:3年生の夏インターン(6〜9月)が事実上の本番です。エントリー締切が6〜7月に集中するため、5月までに自己分析とES下書きを終えておくのが理想です
- 国内大手志望でも:インターン経由採用が広がった今、夏冬のインターン参加が内定への近道になりつつあります。3月解禁を待つ姿勢はリスクが高いと考えるべきです
- 業界研究は早いほど有利:志望動機の説得力は、業界構造への理解の深さに比例します。当サイトの業界地図と企業データを使い、競合関係や各社の強みを早期に押さえておきましょう
就活で後悔しないための3つの心構え
最後に、スケジュール管理と同じくらい大切な「向き合い方」をお伝えします。
- 「内定率」より「相性」を重視する:30社受けて1社の内定でも、その1社が自分に合っていれば就活は成功です。内定の数を競うものではありません
- 不採用を引きずらない:選考はマッチングであり、不採用は人格の否定ではありません。企業との相性が合わなかっただけと割り切り、次に進む切り替えが重要です
- 就活に全てを捧げない:学業・人間関係・健康を犠牲にしてまで打ち込むものではありません。心身の余裕は面接での印象にもつながります
就活は情報戦であると同時に、自分自身と向き合う時間でもあります。年収や知名度といった外的な指標に振り回されすぎず、当サイトのデータで各業界・各企業を冷静に比較しながら、自分が納得できるキャリアの第一歩を選んでいただければ幸いです。